008嫌われたくない症候群?〜捨てられる女性とは

前項の「いい人と思われたがり」に通じるものですが、「嫌われない努力をし過ぎる女性」は、あまり婚活の場で最終選択に残らないことが多いようです。


結婚を意識するがあまり「嫌われないように」婚活の出会いで頑張ってしまうのは、わからないではありません。


しかし「足手まといにならないこと」や「相手を立てること」に意識が行き過ぎて、ともすれば「自我を持たない女性」や既存の「HowTo」に囚われ過ぎた面白みのない女性に写ってしまうことがあるのです。


刺激がない付き合いでは、これから先の結婚生活が楽しくなさそうな想像をさせてしまいます。


相手に合わせることだけに一生懸命になっていると、「依存度が高い」とも思われてしまいます。

婚活といえど恋愛がベースです。
「つまらない」と感じさせてはよろしくありません。


自我を押し付けることはもっといけませんが、自分の考えを持ちつつ相手も尊重しつつという姿勢がいいのではないでしょうか。


相手が思わぬ発見をして、「この人といれば自分も成長できる」と感じさせるとお付き合いの真剣度が上がります。


自分を持っていることと、わがままを押し付けることとは違います。
何もかも相手に合わすのではなく、自分の意志があるということは大切です。
「いい人」に思われたいがために、ステレオタイプの思い遣りばかりを見せている女性も最後には飽きられてしまいます。


これは「自分の時間を楽しめる女性」という事にもつながると思います。
自分一人の時間を充実させている女性は、相手への思い遣りや尊重も取ってつけたものではなくなります。


そういったことは男性も、敏感に察知するものです。

 

自分をいかにマネジメント出来るかが、男性も女性も魅力であると思われます。
「嫌われたくない」がために相手に合わせていくことは、自分をマネジメントしているとは言えません。


自分が我慢しない環境をさりげなくつくっていく女性が、賢くバイタリティあふれる女性に映ることでしょう。


「はいはい」とご主人のいうことを聞いているように見える温厚な奥様が、実はしっかりものでご主人様は頭があがらないというご夫婦を見ませんか?


ご主人が威張っているように見えても、奥様の手のひらで転がっているだけだということをご主人はご存知です。


そのポジションが居心地がイイのでしょう。


その女性は「嫌われない努力をした女性」ではないと思います。

ご主人が気分良くいられるように、また自分も過ごしいいようにご自分の意志で、暮らしをマネジメントされた方ではないでしょうか。