020気がつかないうちにしてしまっている?30代40代婚活女性の特徴的行動【2】
前項に引き続き、30代40代の婚活女性がしてしまいがちなことを挙げてみましょう。
婚活パーティの参加者を眺めて「いい人がいない」と嘆くよりも、まず我が身を振り返ってみましょう。
* 自分を持ち過ぎている
柔軟性にかけてくるということでしょうか。自分のライフスタイルが確立してしまい、それを崩されることを嫌ってしまいます。
また「自分一人の時間も充実させている女性は魅力的」というものの、あまりに楽しんでいる自分をアピールしてしまうと「この人、一人で生きていける人。。。」と思われてしまいます。
婚活の場は微妙な部分もありますので、兼ね合いが大事です。また「おねぇさん気質」というのでしょうか、年下男性が言う事を「バッサリ」否定しまうということもあります。
本人は楽しいかもしれませんが、相手にしてみたら「いけすかない」と感じてしまいます。
「教える姿勢」と「小馬鹿にする姿勢」は違います。
人様を尊重することを忘れそうになる年齢でもありますので、そこは気をつけましょう。
* 必要ないものは切り捨てる
婚活に際し男性に対して「スペック」や「外見」ばかりを重視するような傾向を持ってくるのも30代40代の女性です。
20代は「全てを条件としてもお相手がみつかりやすい年齢」と言われていますが、30代40代になるにつれて難しくなるのは現実です。
それでも条件を重視すれば「追いかける婚活」になるのは必至。「時間がないのよ」と言わんばかりに、眼中に無い男性を瞬時に切り捨ててしまうという暴挙に出てしまうことも。
「関心を持ってくれる人がいるウチが花」といったらもともこもないのですが、「関心を持ってくれる男性」に対して少し優しい態度で接してみましょう。
刺々しさが少し柔らかくなり、そこから女性的な魅力も滲み出てくるものです。ちょっと大きな話になりますが、「人に感謝」ということにも繋がりますよね。
婚活に「ありがとう」という気持ちを持つと、周りの人もその気持を受け取ります。余裕が無いギスギスした雰囲気は人の心を荒ませますが、「ありがとう」の心は安らかにさせるものです。
そういった気持を大切に婚活を続けてみると、出会いの質も自ずと変わってくものですよ。
019気がつかないうちにしてしまっている?30代40代婚活女性の特徴的行動【1】
20代ではモテモテでも、30代40代になると婚活パーティの場で「どうもアプローチが減っている」と感じることがあると思います。
もちろん年齢的な壁は「出産」というものにも結びついてきますので、致し方ない部分もあります。
しかしそれ以上に「30代40代の女性がやってしまいがち」なものがあるようです。
それを感じると男性は少々引き気味になってしまうようです。
自分をチェックしてみましょう。
* さっぱりした人間であることのアピール
「私って男っぽいから」という言葉を聞きませんか?
それを言われると「ウエットな人間性をその言葉で隠している」と言う意味だと受け止めている男性も多いようです。
「さっぱりしていていい人だった」という女性が、不倫相手を刺してしまったり、ストーカー行為をするようになってしまったりという事件を見聞きして学習しているせいでしょうか。
「男っぽい」ということは男の人にありがちな「切り捨てられない女々しさ」も持ち合わせているということです。
女性らしい美しさを持っている人のほうがかえって「男前」であったりするのです。
そういう女性のほうが「男っぽい自分」を過度にアピールなさったりはしません。
土屋アンナさんや冨永愛さんは言わずと知れた「男前さん」ですが、女性としての自分をちゃんとお持ちです。
特に冨永愛さんはフタマタ事件の時の対応もお見事で、「女を挙げた」結果を導き出しました。
それに反してもう一方の女性は「さっぱりした性格」と公言していたにもかかわらず、あまりに上昇志向と女々しさと高飛車が災いして、かえって批判的な目を集めてしまいました。
とても抽象的で申し訳ないのですが、ここに大きな違いがあるのを男性は知っているのです。
30代40代という女性の年齢は時として「哀しい」と受け止められ、それを振り払い「強くなって自分を盛り上げる」ことで防衛しようとする気持ちが働きます。
「さっぱりしていてサバサバしている女」のアピールは、そういう気持ちから生まれていることがあります。
孤独への耐性をつけようとしてしまっているのでしょう。「可愛げがない女性」「心に闇を抱えている女性」と見られてしまいます。
適度な色気と適度な女性らしさというのは、決して手放さないように心がけましょう。
男の人と対等であろうとし過ぎるというのも、あまりに殺伐としすぎて魅力的ではありません。
本当にさっぱりしている女性は付け焼刃ではありませんから、受け止められ方も違います。ありのままであっても、悪意を持たれるものではないでしょう。
そこがデフォルメされるとちょっと婚活の場ではネガティブ要因となりますので、そこそこのご注意を!
018婚活の場で使える心理【2】
「接種理論」と「連合の原理」に続き、「類似性効果」についても、少しお話ししてみましょう。
*「類似性効果」
同じ名前、同じ出身、同じ趣味・嗜好などの共通点があると、親密度が増すというものです。
デキる営業マンは交渉相手を予め下調べしておきます。人は些細なことであっても、共通点を見つけることで「孤独の回避」が出来たことに安心感を持ち、その相手と仲良くなりたいという心理が生まれてくるのです。
「釣りバカ日誌」のハマちゃんは、釣りという共通項で大きな契約を飄々と勝ち取ってきたりします。
経営者や人の上に立つ立場の人は大にして孤独です。この孤独さから、ビジネスと全く違うところで共通点を見つけたり、楽しみを提供したハマちゃんに対して好感を抱き「この人物にとってトクなものを提供したい」という心理が働くのです。
また「信用できる」という気持ちにもなるでしょう。
この行動は「類似性効果」でもありますし、前出の「連合の原理」にも結びつきます。
ハマちゃんという一見グウタラさんが大きな仕事を取ってきたということで、会社の同僚は「時々スゴイ」「真似できない」という畏敬の念をいだきます。
「接種理論」にも結びついていますね。
ハマちゃんは勿論それを計算しているわけではありませんが、意識せぬままにこれをしているのです。
婚活パーティで使われるプロフィールカードを真剣に書くようにとアドバイスされるのは、この「類似性効果」を得る材料を提供する行為です。
「似たところ」があると、男女は非常に結びつきやすくなるものです。
出来るだけ相手にそれを見つけてもらえるようにプロフィールを書き込んだり、相手のプロフィールから拾うということがかなり有効に働きます。
人は「同調されたい」「肯定されたい」という思いを持っています。
それをしてくれた相手に好感もいだきます。
これは「同類意識の効果」といいますが、二人の間に何かしら共通点があれば、そのことでお互いを肯定し認め合うことが出来るのです。
お互いの欲求を充足することが可能となることから、その心地よい充足感を継続的に持ち得たいという思いが「もっと一緒にいたい」という心を引き出すのです。
そうすることで「恋愛感情」に発展する可能性はグッと高くなります。
婚活の場で「共通項を見つける」ということが、重大な役割をはたすのです。
「類似性効果」を意識して、プロフィールカードを書きこんでみましょう。
そして会話の中に取り入れると、婚活の出会いは広がってくると思います。
017婚活の場で使える心理【1】
ビジネスは人との心理戦ですから、婚活の場でも流用できるものです。
ビジネスの場で使われる手法や効果で、婚活にも有効というものを少々お話しします。
*「接種理論」
「デメリット提示から話す」というのは、ビジネスの場において成績のよい営業マンがよく使う手法です。
これは心理カウンセリング用語をしても用いられる「接種理論」というものです。
都合の悪い話や欠点などを先に提示することで、相手に対して免疫を作るというというものです。
すると後から出てくる利点が「真実」と受け止められ、より大きな長所と信じてもらえるのです。
反対に言えば「利点を先に述べられると、あとから出てきて欠点がより大きく感じられてしまう」ということにもつながります。
成績が悪かったりクレームが多い営業マンは、これをしてしまっています。
婚活の場においても同じです。
自慢話をされると初めは「すごいなぁ」と思っても、ふとした小さな欠点が異様に大きく感じて幻滅したりすることはよくあります。「なぁんだ!たいしたことないじゃない!」と思われてしまうのです。
反対に「失敗談から入ると正直な人という印象を受けて、後から見えてきた良いところが本当のものと信じられる」ということになります。
また失敗が「可愛らしい人」と感じる程度に見えて、長所にまで引き上がってきます。
卒がない男性がおちゃめな失敗をすると好感をもってしまうというのも、この心理に似ています。
イケメン俳優さんが案外ズッコケだったりすると、新たなファンを獲得したりします。
いつでも完璧でなければならないというものでもないのです。
女性もそうですよね。
*「連合の原理」
何かと何かのイメージを連合してしまう真理のことです。
これは古代ペルシャの戦場において「良い戦況報告」を行った使者はもてなされ、「悪い戦況報告」をした使者を打首にしてしまったということから来ています。
よい話しをしてくれる人には好感を抱き、悪い話をした人には悪意を抱くという心理です。
これを「ランチョン・テクニック」という昼食をとりながら交渉を有利に行うテクニックのことですが、この連合の原理と結びつけば「美味しい食事を食べると幸せな気分になり、その時間を共有した相手に対しても好感を抱く」ということになります。
婚活パーティを有名レストランで行ったり、バスコンなどで地方の名店に立ち寄るものがありますが、これがカップル率が高くなるものうなずけます。
このような場への参加を検討してみるのもいいのではないでしょうか。
婚活パーティでカップルになった場合に備え、男性は美味しいお店へエスコートすることで「良い印象」を相手に残すということになります。
食事に誘えたときには行き当たりばったりの場所ではなく、ちゃんとリサーチを行った場所を用意しておきましょう。
「今話題の」というものであれば、「同調性の原理」という「人がいいと思っているものをいいと思う」という心理も働きますから、「困ったときには話題の店」ということもアリだと思います。
しかし「並ばなければならない」というのはマイナスですから、その場で「予約を入れる」というのもいいでしょう。
予約を入れられるということは「選民意識」にもつながるものです。
「私は特別だ」という思いを彷彿させるのです。
016「頑張ってね」に代わるメール文句は?
「頑張ってね」より「頑張りすぎないでね」と書くほうが、相手の心には響くというお話を聞きませんか?
たしかに「頑張ってね」と言われると「よけいなお世話!」という気分になりますし、「充分がんばってます」と言いたくなります。「頑張りすぎないでね」と言われれば、ちょっとは気持ちに残るかもしれません。しかし「肉じゃが」と一緒。
特化性を持たせようとした「頑張りすぎないでね」は、もはや使われすぎた言葉でもあるのです。
心からそう思えばちゃんと伝わりますが、「人と違うこと」という意味で使うと見破られてしまいます。「お前もこう言ってきたか」という感じです。
同じ内容のものでも、言葉自体に工夫を凝らしましょう。
例えば「頑張りすぎないでね」というものであれば、「それを踏まえた他の言い回し」を考えるのです。
「ちょっと息抜きしてね!」とか「冷たい缶コーヒーを首に当てると疲れがとれた気がしたよ。やってみて!」といった少し気持ちを伝える言葉を自分なりに変えることは必要かもしれません。
「私たちの年代は頑張らなきゃいけないのはわかるんだけど、ちょっと心配しています。」というのでも、少し親密になれば有効でしょう。
私が頂いて嬉しかったメールは「ほらほら、眉間にシワが寄ってますよぉ!」でした。
しかめっ面のキャラクターカードと共に送られてきたので、笑ってしまいました。
いきなりこれをされると引いてしまうでしょうが、要するに「オリジナリティを持たせる」ということです。
そこにポジティブな要素があるということが大切です。
押せ押せポジティブは疲れてしまう人もいるものですが、「癒されメール」程度のポジティブが功を奏します。
「肉じゃが」が本当に得意であれば「お肉とじゃがいもを甘辛く煮るのが得意なの。あ!それって肉じゃがか!ありきたりだね。。。でも得意なの(涙)」と書けば可愛くないですか?
それと同じことです。「ちょっとの工夫でこの旨さ!」By神田川といったところでしょうか。ちょっと古いですね。でも「ちょっとの工夫で」なのです。
たくさんのライバルが居る婚活の中で「こういうメールが心をつかむ」というものは、誰でも目を通していると考えましょう。
婚活パーティに参加しているのであれば、相手だってそのようなメールを貰う機会が多いのです。
それを鵜呑みにして使ってしまうと、「底が知れて」しまうもの。
自分の個性を生かした「自分なりのもの」を考えると、眼を引くものです。
パソコンに送られていくる数多くの商業メールなどを見てみると、開きたくなるメールとそのまま捨てるメールがあると思います。
創意工夫があると、心に留まりますよね。
015婚活ツールとしてのメール
婚活にメールというツールは不可欠です。
出会いの場で知り合ったお相手に「出会いへのお礼メールをすぐに送って印象づけましょう」、これも正解でしょう。
したからといって印象が格段に上がることはなくても、しなかったことで食らってしまうかもしれない悪印象は免れます。
どのようなメールを送ろうかな、出来るだけ印象付けたいな、と思うのは人情です。
「あなただけに特別に」という「選んだ感」を持たせると有効ではあります。
高飛車ではいけませんが、「あなたにだけはお話できる私のこと」といったらいいでしょうか。
自分の心を開いているように見せると、相手も親密に思ってくるということです。
相談事をしているうちに、お互い惹かれるようになるというものに似ています。
合コン指南などではこのメールの密室性を利用して、この「特別性」で距離を近づけることを推奨しています。
その具体例として「他の人には言わないで欲しいんだけど」「絶対にナイショにしてね」「ここだけの話」などが文頭についてくる話をするとGoodと教えているものを見かけます。
しかし婚活の場を合コンの時と同じように考えてしまうと、ちょっと失敗してしまうかもしれません。
婚活の場、特に婚活パーティなどは、あからさまに「他者比較」をしている場です。
そしてフルイにかけていることを相手も知っていますし、相手もそれをしています。
合コンのように「チームプレイ」で楽しむ側面を持っているわけではないのです。
そこで「ここだけの話」の後に「今回不作のパーティだったけどあなたがいてくれてよかった。」などと続けば面白い話ではなくなります。
合コンでは「あんまり盛り上がらなかったけど、あなたが居たから私には楽しかった。」と来るのはOKですよね。
これが婚活パーティであると、NGに近くなってしまうということです。
「他者との比較」が見えると、優越感よりも「人と比べているあなた」のほうが優先して写ってしまうのです。
友達としてキープする相手ならばいいのです。
婚活の場で「友達をキープするため」というのは、ないことはありません。
そこから広がる人間関係もありますから「友達を作る」ことも範疇です。
しかしその時に「ぶっちゃけトーク」が有効なのは、20代だけと考えたほうがいいと思います。
ゴシップ好きと取られたり、人と比較して持ち上げることしか出来ないイマジネーションに欠ける人と取られないとも限らないのです。
「他者との比較」に触れないほうが、相手の受ける印象が悪くなりにくいものかもしれません。
「特別性」を持たせるなら、自分に原因を持ってきた話をするほうがいいでしょう。
「引っ込み思案なので普段は話せなかったのに、あなただと不思議とお話できて楽しかった。」「あなたのおかげで楽しく過ごせた。実はまだ参加が浅いので、どうしていいのかわからなかった。」このような内容や、「口下手と言ったらしたのに、〇〇さん(相手)のお話は私にとって面白かった。」というものであれば、「私の中ではあなただけ感」が見えて、不快感は与えにくいものでしょう。
ただし自分を下げた「私じゃ面白くなかったでしょう?でも話してくれてありがとう」的なものは卑屈さが見えるのでNGでしょう。
014お金がある男性お「お金」の話
加藤茶さんがご結婚されたときに、奥様もご本人も「財産目当ての結婚ではない」ということをそれとなくアピールなさっていました。
お金があることは魅力の一つであることは間違いないことですし、あるに越したことはありません。
しかしそれだけだと思われれば、男性の自尊心を傷つけてしまいます。また女性も「計算高い」と思われたくはないはず。
たしかに年の差婚は、お金がなくても結婚したのかということになると疑問は残ります。それでも「それだけで結婚したとは思われたくない」という気持ちは理解できます。
実際それだけで結婚したのではないのでしょう。
男性は「自分の経済状態」を知ろうとする女性に敏感です。ハイステータス婚活パーティなどとなれば、更にその傾向は強まるかもしれません。
男性は自分のステータスにあった女性との出会いを求めつつ、「自分のお財布の中のお金を魅力としてみてもらいたくない」という気持ちがあるのです。
美しい女性が近づいてくる男性に対して「私に何が目的なのか」を警戒するように、男性も「お金だけが目的」ということを警戒するのです。
女性の選び方で身を滅ぼすという様も、きっと見聞きしていることでしょう。
お金に付いてきていれば、何かあったときに一緒に頑張ってくれるとは限りません。
「お金の切れ目が縁の切れ目」ということもあります。
よもや離婚となった場合、経済的に打撃を受けることも予想できることです。
海外では、結婚と離婚を繰り返すことで一財をなしている女性の話題がよく取りざたされています。
経済的に余裕がある男性も、婚活に際してはそれ相当の悩みがあるのです。
「引く手あまたでしょう」と思われがちですが、ハイステータスの男性ほど「本当の愛情」に飢えているのかもしれません。
だからこそ、婚活パーティや婚活寄りの異業種交流会などに通っている方が多く見られるのではないでしょうか。
ハイステータス婚活パーティに参加するときには、その気持ちを汲んだアプローチに心がける必要がありそうです。
ちゃんとその人の内面を見て差し上げましょう。そのためには外見を磨くことも大切ですが、内面性を成長させるような「自分磨き」が不可欠です。
品性と教養と心根が、最大の武器になると思われます。